岐阜・根尾の淡墨桜


 花見のために少し遠出をして来ました。4月12日に
岐阜の桜の名所を3ヶ所廻ってきました。
 最初は山梨県の「山高神代桜」に次いでわが国で
2番目の老樹である淡墨桜を訪ねました。
 樹齢1500年と言われているように沢山のつっかい棒に
支えられ痛々しい感じも受けますが、若い根を接木しては
生き延び毎年立派な花を咲かせる生命力に感動すら
覚えます。
 花は丁度開花したばかりでしたが、老樹全体から
受ける印象は強烈なものがありました。
 次は西国三十三所巡礼の満願霊場として有名な
華厳寺です。 総門から山門に続く参道沿いには
約300本のソメイヨシノが丁度満開を迎えていました。
 まさに満開のサクラのトンネルを抜けて参拝して
きました。
 最後は山全体がサクラで埋まる霞間ヶ渓の景色です。
ここも丁度満開の見頃を迎えておりました。
            【2006年4月13日・記】



淡墨桜の幹周りだけでも約9mあり圧倒される



華厳寺参道の満開のサクラのトンネルが延々と続く



笈摺堂に旅の間苦楽を共にした白衣、笠、杖などを納める



霞間の渓谷は山全体がサクラで埋まる